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春の七草の覚え方と意味や由来。七草粥の効果効能と食べる日はいつ?

      2016/03/06

七草粥は食べるとなんとな~く1年が元気に過ごせるといった意味があるくらいにはみんな知っていますよね。

七草には『春の七草』『秋の七草』の2種類がありますが、このなんとな~く食べると元気に過ごせそうなヤツは『春の七草』です。(『秋の七草』は食べるよりも観賞用)

 

では実際に『春の七草』はどんな意味や由来があるのでしょうか?

七草の種類の覚え方、七草粥として調理した時の効果効能や、食べる日がいつなのかもご紹介。

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春の七草の意味や由来

 

七草粥を食べるのはもともと、中国の文化でした。

中国では・・・『1月7日に七つの野菜が入ったお粥を食べることによって邪気を払うことができる』といった意味があり、日本よりも多くの家庭で七草粥が食べられています。

 

この文化が日本に広まったのは江戸時代ですが、当時の日本での『春の七草』はムギ、コメ、キビ、アワ、ヒエ、ゴマ、アズキと全てが穀物だったんです。

穀物をお粥にして七草粥にしていたのは日本のオリジナルだったんですが、だんだんと本家の七草と同じように野菜を使うように。

そして現在のセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロになった訳ですが・・・それぞれに込められている意味は以下のとおりです。

 

芹(せり)・・・競り勝つ

薺(なずな)・・・撫でて汚れを除く

御形(ごぎょう)・・・仏体

繁縷(はこべら)・・・反映がはびこる

仏の座(ほとけのざ)・・・仏の安座

菘(すずな)・・・神を呼ぶ鈴

蘿蔔(すずしろ)・・・汚れのない清白

 

 

見て分かるように、それぞれが日本語での当て字で意味を込められているので、本家の中国とは野菜の種類が違うのは間違いありません。

決定的なのは、七草の意味には仏教を意識されてはいますが・・・日本人の過半数は仏教徒で、中国人の過半数は無宗教であること。

 

そしてもともとの由来である『1月7日に七つの野菜が入ったお粥を食べることによって邪気を払うことができる』といった意味もだんだんニュアンスが変化していきました。

邪気を払うということは、体の健康ではなく、心を綺麗にするという意味ですが・・・

近年では『春の七草が入った七草がゆを食べると1年病気や怪我なく健康に過ごせる』『正月で食べ過ぎたり飲みすぎたりした胃を休め、しっかり栄養を取る』など体を気遣う意味で食べられるようになっています。

 

食べる日がいつなのかは、今でも中国の由来どおり1月7日となっています。

 

春の七草の覚え方

 

 

春の七草、いざ七草粥を作ろうと食材を買いに行くときはメモしてもOKですが・・・なんとなく自分で覚えておきたいですよね。

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それに会社や学校でも「春の七草ってなんだっけ?」となったときにサラッと答えられると格好良いです。鼻につくような答えかたは厳禁ですが、サラッと答えればちょっと知的な印象を与えられます。

 

ではどんな覚え方をすれば簡単に春の七草を覚えられるのか?

それは俳句のように5、7、5、7、7に単語を分けて、リズムよく何度も口ずさむことです。

 

「せりなずな、ごぎょうはこべら、ほとけのざ、すずなすずしろ、春の七草」

この覚え方だと、すぐに覚えることが出来ます。

 

七草粥の効果効能

 

春の七草でつくった七草粥は、とにかくビタミンとミネラルが豊富で、免疫力の高上や疲労回復の効果効能が得られます。

ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザは普段はあまり口にすることはない食材だと思いますが・・・これらは他のセリ、ナズナ、スズナ、スズシロなどの野菜とはちょっと変わっています。

ゴギョウは栄養価が高い訳ではないのですが、喉の不調や咳に効く薬草として。ハコベラは植物なのにタンパク質が含まれているため元気が出る薬草として。ホトケノザは胃や腸の調子を整える薬草として古来より親しまれてきたものです。

 

春の七草で作った七草粥は、セリ、ナズナ、スズナ、スズシロでしっかりと栄養をとり、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザの薬草類で体の調子を整えるという効果効能のある食事となっています。

中国から伝わった本来の意味や由来は『邪気を払うため』ですが・・・確かにこれだけ体に良いものを食べると、体調がよくなって心の気分も良くなりそうです。

食べる日は1月7日となっていますが、いつ食べるかは気にせずに健康のためと思って週1くらいで食べてみてはいかがでしょうか。

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