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音読みと訓読みの違いと見分け方・区別の仕方。漢字の組み合わせ問題

      2016/03/06

漢字の音読みと訓読みは小学生で習う内容ですが、国語に精通してい無ければ完璧に答えられる人もそうはいないでしょう。

しかし、小学校、中学校、高校、大学などの学生の間だけでなく、社会人になっても何らかの試験を受ける機会があれば、漢字の音読みと訓読みの違いを見分ける問題は一般常識として問われる可能性が十分にあります。

音読み訓読みに関する問題は試験を作る側からすれば「知っていて当たり前」「サービス問題」として扱いますから、ここを間違うか正しい解答が出来るかで印象は大きく違ってきます。

 

また、子供に勉強を教える際にもまずは自分自身がしっかりと音読みと訓読みの違い、そして見分け方や区別の仕方などは知っておきたいですよね。

 

そこで今回は、漢字の音読みと訓読みの違いと、見分け方・区別の仕方・覚え方があるのかをご紹介していきます。

最後には音訓の組み合わせ問題もいくつか出題しますので、チャレンジしてみてください。

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音読みと訓読みの違い

 

漢字はもともと中国の文化ですよね。音読みというのは、中国から伝わってきた読み方そのままの発音をするものです。

そして訓読みというのは、漢字に日本で使われていた言葉を当てはめて作られたもの。これが2つの違いの大前提になります。

 

 

音読みと訓読みの見分け方・区別の仕方・覚え方

 

では本題の、音読みと訓読みの見分け方・区別の仕方・覚え方についてなんですが・・・ネット上にはいろんな情報が流れています。その中でも有力な説とされているのが以下の4つ。

①1文字だけで意味が通じるものが訓読み、通じないものが音読み
②音読みには送り仮名がつかない
③音読みは、読み仮名が必ず3文字以下
④読み方が1つしかないのは音読み

これらが本当だとすれば音読みと訓読みの違いを判別するのはかなり簡単そうですが、実際のところどうなのかを検証していきましょう。

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①1文字だけで意味が通じるものが訓読み。通じないものが音読み

「山」という漢字であれば読み方は「やま」「さん」に分かれ、「音」という漢字であれば読み方は「おと」「おん」に分かれますが、「やま」「おと」のようにそれだけで言葉として成り立つものが訓読み。成り立たない「さん」「おん」は音読みという説です。

しかし、これは全てには当てはまりません。「絵」の読み方は「え」「かい」ですが、これは2つとも音読みになります。

音読みは中国から伝わった読み方だとお話しましたが・・・まず「え」の読み方は、中国語の発音である1つである呉音の「ヱ」から来ています。「かい」も同じく中国語の発音である漢音「クアイ」から変化したもの。他にも「愛」を「あい」と読むのも音読みになります。

 

②音読みには送り仮名がつかない

「送る(おく)」「行う(おこな)」「立つ(た)」などの送り仮名をつけて使用するのは全て訓読みだという説。

ですが、「律する(りっ)」「生じる(しょう)」のように~する、~じる、~ずるの送り仮名の場合は音読みとなります。合わせて覚えておきましょう。

 

③音読みは、読み仮名が必ず3文字以下

読み仮名が4文字以上の漢字には「志(こころざし)」「政(まつりごと)」「陥れる(おとしいーれる)」「潔い(いさぎよーい)」などがありますが、これらは全てが訓読みになります。

なので音読みの読み仮名が必ず3文字以下になるという説は本当です。ただし、4文字以上の漢字というのは常用漢字(普段よく使う漢字)の中ではたったの35程度。あくまで見分け方・区別の仕方の1つとして覚えておきましょう。

 

④読み方が1つしかないのは音読み

これは「もともと漢字は中国から伝わったのだから、1つしか読み方が無ければそれは音読みだろう」という推測から出来た説です。しかし、常用漢字の中だけでも音読みが無い漢字は40もありますのでこの説は正しくありません。

ただ訓読みが無い漢字は736字と多いので、確かに当たる可能性は高いです。

 

 

以上が一般的に言われている音読みと訓読みの見分け方・区別の仕方になりますが、ほとんどは可能性が高いというだけで正確な覚え方ではありません。(試験の問題の8割くらい正解するには十分)

音読みと訓読みの違いは最終的には辞書で確認して、それを覚えるしかないんですね。

 

音訓の組み合わせ問題

 

では、音読み訓読みの違いを見分ける、組み合わせ問題を出題します。次の熟語の音訓の組み合わせを答えなさい。

①小銭
②暴露
③新盆
④反物

 

 

■答え

①訓、訓
②音、音
③訓、音
④音、訓

音読みと訓読みの違いを完璧に見分ける方法はありませんので、気になったものは随時調べてみると良いですね。

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